日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

 

8月31日(日)、日本の心【伊勢神宮に学ぶ大和心】の講座が実施されました。

伊勢神宮にまつわる講座の講師として、去年までは元伊勢市観光協会会長の山中先生にお越しいただいていたのですが、ご体調の関係から今年は公益財団法人修養団から寺岡賢先生をお招きしました。

 

山中先生のお話で神宮で行われる神秘的なお祭り「神嘗祭」のことを知り、感激したかつての内田。

「お祭りを見学するなら修養団の神嘗祭セミナーに参加するといいですよ」と山中先生がご紹介くださって以来、折にふれてお世話になっています。

修養団は創立から100年を超える伝統を持つ、日本で一番古い教育団体です。

日本資本主義の父・渋沢栄一氏や、経営の神様・松下幸之助氏等、有力な政財界人の援助を得て今日まで青少年の育成や企業対象の社員研修、ボランティア活動に取り組んでこられました。

特に伊勢の道場では、神宮の三節祭に合わせたセミナーを通して日本精神の大切さを説いています。

 

普段100人単位の受講者を前にマイクなしでお話する寺岡先生。

 

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少人数の本講座なので、いつもと勝手は違ったかもしれませんが、終始部屋中に響き渡るハリのある声で元気いっぱいお話してくださいました。受講者の皆様の胸にもびんびん響いたと思います。

 

日本神話(古事記)によって形づくられた日本の国柄、神嘗祭をはじめ代々の天皇が国民の幸せを一心に祈念する命がけの御神事など戦後の日本人には知らされてこなかったこと。

その理由として、敗戦国の定めとして戦勝国によって日本の歴史が書き換えられてしまったため私たちは自国の伝統や精神性について意図的に伝えられてこなかったことなど、話題は多岐にわたりました。

「外国人に日本のことを聞かれたが何も答えられなかった」という日本人が後を絶たないのは、

個人の不勉強によるものではなく、日本人が自国を愛せなくなる大掛かりな仕掛けがあったということです。

 

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たとえばよく聞く「三種の神器」、本来の意味を知っている日本人はどれだけいるでしょうか。

古事記によれば、これは天照大御神(あまてらすおおみかみ)が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を

地上に遣わすときに、天津日嗣(あまつひつぎ、皇統)の御爾(みしるし)として一握の稲穂とともに授けたもの。

ゆえに歴代の天皇は、皇統の証として三種の神器(剣、勾玉、鏡)を引き継ぎます。

天皇陛下の行幸時の様子をみているとわかりますが、ある箱をうやうやしく

捧げ持った侍従が陛下のすぐ後ろに続いています。

これこそが皇統の証として常に天皇のおそばにある三種の神器のうちの勾玉と剣(鏡は神宮にあるため)なのです。

このように神話が途絶えることなく現代に息づいている国は、世界中探しても日本だけであり

外国人の研究者がとても驚くことだといいます。誇らしく思いませんか?

 

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終戦後、昭和天皇がマッカーサー元帥と会見なさった際、

「自分の命はどうなってもかまわない。どうか飢えている国民に食糧を援助してほしい」と要請なさいました。

陛下は命乞いに来たのだとタカをくくっていたマッカーサーは

「初めて神の如き帝王を見た」と国民を慈しむ陛下の御心に深く感動し、

その後皇室に対する占領政策が大きく変わったことは歴史の事実です。

また、ご自身が生死の境にあっても「民を飢えさせてはならない」と天照大御神から授かった

稲の実りを最期までご心配なさっていたように、神宮の祭祀について知ろうとうすると

神話を原点とする皇室と国民との結びつきについて避けて通ることはできません。

 

毎回のことですが、この段になると感極まった受講者の間からすすり泣きが聞こえてきます。

私は、この涙こそ日本人のDNAにスイッチが入った証拠のように感じています。

 

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戦後の左翼教育や、自国を貶めるかのような報道のシャワーを浴び続けた、

戦争を知らない私たちの世代は、このような話を聴くと「右翼的」「国粋主義的」

「偏った危険思想」と条件反射的に遠ざけるように、つくりかえられてしまいました。

しかし、先月朝日新聞が「従軍慰安婦の強制連行はなかった」と誤報を認めたように

戦後70年を経て、隠し切れない事実、日本人に知られては困る史実が明らかになりつつあります。

それにしたがい、今後上記のような反応は的外れなものになっていくはずです。

 

私は、真実とはどんなに意図的に隠しても、時間とともに必ず顔を出す性質のものだと思っています。

今、自国の方向性が大きく変わろうとしていることに気づいている日本人はまだまだ少数派ですが、

確実に増えていることを実感しています。この流れは心ある日本人によって、どんどん加速させていきたいものです。

 

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講座の後、「もう胸がいっぱいで・・・本当に日本人に生まれてよかった。幸せです」

と涙まじりに感想を述べられた受講者のような方が、一人でも多くなることを願ってやみません。

そのために「日本人ことはじめ講座」がお役に立てれば幸いです。

来年の本講座の開催は未定ですが、実施の暁にはぜひ参加して、日本人として生まれた幸福を共有していただきたい。

これは主催者の立場抜きで、内田個人からのお願いでもあります。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。