日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

 

10月31日(金)、日本の歩【世界に誇れる日本史】が実施されました。

「日本は世界に恥ずべき国」「アジア諸国に悪いことをした国」・・・戦後そう思い込まされてきた私たち日本人。私自身、自国のことを知るにつれ果たしてそうなのか?という疑問から本講座を設けました。

折しも朝日新聞が「従軍慰安婦の強制連行報道は間違いだった」と認め(私個人は、本件は端緒にすぎず、今後は戦後日本人に知らされてこなかった真実がどんどん明るみになると思っていますが)、歴史認識が大きく変わろうとしている昨今、戦勝国から押し付けられた歴史観ではなく日本人の視点でからみた歴史を学ぶ意義は大きいと思います。

今回の講師は、久野潤先生。先生いわく「我が国の歴史学者の95%は、『日本悪し』の立場だ」とのこと。戦後の日本ではジャーナリズムも教育も、抑制の効いた謙遜を通り越し、自国を悪しざまに批判することこそが正義だと突っ走ってきました。これでは日本人が自国を好きになれるはずがありません。

そこでその流れに棹差すべく、日本の文化・歴史の連続性、精神性、独自性の観点から久野先生にお話していただきました。

 

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歴史のことなら洋の東西を問わずなんでもござれ、の久野先生。

 

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鎌倉時代のザビエル・フロイスに始まり、幕末から明治にかけて来日した多くの外国人が日本人の親切、礼儀正しさ、、道徳心、誠実さ、勤勉性、清潔さ、手先の器用さ、芸術性の高さなど、他国にはみられない国民性を賞賛しています。

彼らの日本人評に共通するのは「人々は貧しい。しかしとても幸せそうだ」ということ。黒船で来航し開国を迫ったハリスやヒュースケンでさえ、幸せそうに暮らしている日本人の生活を壊してもよいものかと思案するほどでした。(このあたりのことにご興味のある方は、渡辺京二著「逝きし世の面影」をお手にとってみてください)

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また馬関戦争でイギリス、フランス、アメリカ、オランダ4国の連合艦隊を相手に戦い敗れた長州藩(いわば世界最強の連合艦隊vs山口県)。戦後賠償として下関の彦島の租借を求められたとき、高杉晋作が古事記を引いて我が国の成り立ちについて滔々と述べて相手を圧倒し、租借の要求を退けたという話は、民族にとっての神話がどれほど大切で、どれほど国柄の独自性を示すものかということを改めて思い起こさせてくれました。

 

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講義後の質疑応答では、「日本人の特質は結局何に由来するのか」「日本の歴史教育は今後どうなっていくのか」「古事記をみんなに読んでもらうにはどうすればいいか」などのほか、歴史とは全く関係ないパソコンに関する質問(笑)まで飛び出して活発なやりとりが続きました。

日本人ことはじめ講座はリピーターの受講者も少なくないのですが、一つひとつ受けて頂くたびに「日本人として大事なことに気づけてよかった」「知らなかったことを教えてもらって感謝しています」というお言葉を頂戴することが、何よりの励みになります。

受講者の傾向として、体験型を好む方、座学を好む方と分れるのですが、できれば両方バランスよく受講していただけると、おおよそこの国の輪郭がご理解いただけると思います。

本講座を受講していただくことで、(ちょっとおおげさですが)日本人として新しく生まれ変わったご自身を発見していただければ望外の喜びです。その体験が原動力となって日々の言動や生きる上での選択も変化すると思いますよ!

 

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ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。