日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

 

新年明けましておめでとうございます。和えの会、内田です。

本年も「日本人ことはじめ講座」をよろしくお願い申し上げます。

 

みなさま、お正月はいかがお過ごしでしたか?

私は3年ぶりに、夫の実家があるフランスに行っておりました。

目下世界が騒然となっているパリのテロが起こったその時間、

私は帰国の途につくため空港にいたので、事件のことは自宅に戻ってから知りました。

まさに驚愕の事態です。

 

年末年始はテロへの警戒レベルが上がっていたため

銃をもった兵士がパリ市内の繁華街や空港を見回るなど、

「物騒だな」と思っていた矢先の出来事でした。

 

想像してみてください。

大丸や阪急デパートの中を武装した兵士がパトロールする場面を。

それがどれだけ日本の日常とかけ離れているか、ということがお分かりいただけると思います。

人々が怯えて暮らす必要のない日本はやっぱりいい国です。

この国柄は守っていかねば、との思いを新たにした年始でした。

 

さて日本の年末年始には、年越しそばや雑煮、おせち料理など特別な食事をいただきますが、

réveillon(レヴェイヨン)と呼ばれるフランスの大晦日も、

普段よりちょっと贅沢な食事がテーブルに並びます。

日本のように「数の子⇒子孫繁栄」「黒豆⇒豆に暮らせよ」など

食材と縁起を結びつけてはいませんが

一般的なフランス人の家庭でどんなものが食されているのか、

ご興味の向きもおありでしょうからご紹介しますね。

本来ならレヴェイヨンのお祝い膳は大晦日に頂きますが、

私の到着日の関係で元日に用意されたものです。

 

まずは、フォアグラを薄いクレープのようなもので包んだ前菜をシャンパンとともに。

 

DSC01408

 

 

次に生牡蠣。レモンを絞っていただきます。久しぶりの生牡蠣は本当に美味でした!

 

DSC01413

 

皿の手前にあるのは、生牡蠣に一番合うとされているパン・ド・セーグル。

ライ麦のパンなのでちょっと黒くて酸味があります。これにバターを塗っていただきます。

私はふつうのバゲットと一緒に食べるのが好きですね。

生牡蠣を食すのは、世界でもフランス人と日本人だけと聞いたことがありますが

フランス人は生でしか食べないので、日本でカキフライや牡蠣鍋など加熱した料理をみて、

ちょっとがっかりするみたいです。「生の方がおいしいのに」と。

 

魚料理は、手長エビをマンゴーソースで。うちの夫作です。がんばりましたね~。

出来上がるまでに、ちょっと時間がかかりましたが(笑)

 

DSC01418

 

次に、鴨肉とソテーしたリンゴを重ねた肉料理。てっぺんに乗っているのは、またまたフォアグラです。これも夫作です。

私はフォアグラを薄めにスライスしてもらいましたが、家族は厚切りにしてたっぷりと。

 

DSC01415

 

 

赤ワインは奮発して、シャトー・マルゴーの2003年ものを。

DSC01410

 

食事の〆には、各人が好みのチーズを頂きます。

このタイミングは、日本人が最後に口直しに漬物を食べる感覚に似ています。

最後は、プチ・デザートとコーヒーでフィニッシュ。

 

久しぶりに食べたフランスの家庭料理、夫のがんばりもあって美味しかったです!

フランスに帰省すると、張り切って手の込んだ料理を作る夫なのですが・・・

日本でも作ってくれないかなあ(笑)

 

次回は、「パリで見た日本」をテーマにレポートをお送りしますね!