日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

フランスから帰国して日本の接客・顧客サービスで印象的な出来事、二つ目です。

 

昨年末、自宅のPCの調子が悪くなり修理に出しました。

年末年始の休みを挟んだあと、2営業日を経て戻ってきたのですが

これがフランスだと、夫の身内が修理に出したときの前例からいえば

おそらく2ヵ月はかかるでしょう。

この対応の速さも世界標準からみれば驚異的ですが、今回もっと驚いたことがありました。

 

リカバリ完了後のPCにブラウザを再インストールしてみたところ

画面のレイアウトが崩れるなど様子がおかしい。

原因がわからないので、TOSHIBAのサポートセンターに連絡してみました。

電話で事情を話すと担当者が

「では今からお客さまのPCと私のPCをつないで遠隔支援します」とのこと。

担当者がセンターにいながらにして私のPCの画面を閲覧し、作業指示するというのです。

 

担当者の指示に従い、画面をクリックしたり「はい」と答えたりするうちに

どうやら無事先方とつながりました。

そして電話口から「ここをクリックしてください」という声が聞こえると同時に

私の画面の該当箇所に赤のマーカーが現れたではありませんか!!!

つまり離れたところにいる担当者がマウスだかペンだかで印をつけた箇所が

そのまま私のPCの画面に反映されるわけです。

ど、どないなってんねん・・・(驚)

 

これまでほとんどサポートセンターを利用したことがなかったため

サポート技術がこんなレベルになっているとは全く知りませんでした。

私が浦島太郎過ぎるのかもしれませんが、みなさんはご存じでしたか?!

心から「日本メーカーの技術とお客さま視点はすごいなぁ」と感心しました。

おかげでさまで問題はその場で解決し、元どおりになったPCは快調に動いております。

 

帰宅した夫に興奮気味にその日あったことを話すと

「もう聞きたくない・・・」と途中で話を遮られてしまいました。

フランスの接客対応と比べたとき、そのあまりの違いに

自分が石器時代からやって来た未開人のように感じ、落ち込むからだそうです(苦笑)

 

これらのエピソード、日本人にとっては「ふーん」てなもので、驚くに値することではないかもしれません。

でもふと外国人の目線でみたとき、常に他者を尊重する「公」の精神が隅々にまでいきわたっている日本は、

信じがたいほどの秩序と安定に支えられた国に思われるのです。