日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

3月1日(日)、日本人ことはじめ講座「日本の食/和菓子作り教室」が開催されました。

この日の講師は「和菓子店 青洋」の青山先生。京都の老舗「老松」で修業ののち独立し、伝統を踏襲しながらも新しい感覚の和菓子を創作なさっています。

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和菓子職人の青山先生。

 

先生のお店で出されたお菓子のおいしさと見た目の可愛らしさに心惹かれ、ぜひ大阪で教室を開催して作りたての和菓子をみなさんに味わって頂きたい!と思い、実現した講座です。

講座は、和菓子についてのミニ講義からスタート。

・京菓子とは

・京菓子の歴史

・京菓子の特徴

の流れでお話しいただきました。

京菓子は五感で味わうものとされていますが、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のうち一番重視されているのが「聴覚」だそうです。意外に思われませんか?

その理由は、お菓子につけられる「銘(めい)」にあります。

 

例えば、これは「酉の刻」という銘のお菓子。

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今の時季、酉の刻にあたる午後5時ごろが徐々に明るさを増してきている様子を表わしているのだそうです。

和菓子には季節折々の自然の様子を象った風雅な名前がつけられていますよね。耳に届くこの響きが、味わいを一層深める重要な役割を担っているのです。深いですね~!

初めて聞く内容に「へえ!」と感心したり大きくうなずいたりしながら、みなさん真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

 

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先生が見本にお持ちくださった美しい和菓子たち。

 

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これらの作品をじゃんけんで勝った6人が一つずつゲット。おめでとうございます!!

 

今回作るお菓子は2種類。本わらび粉を使った「本わらび餅」と「こなし」です。

本わらび粉はこの時季にしか出回らない希少な食材で、まず市販されることはないそうです。

私たちが普段目にするのは半透明の白っぽいわらび餅ですが、本わらび粉は加熱するとこのように褐色になります。

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出来立てのわらび餅はとてもやわらかくて伸びるのびる!!

 

あんこをこのわらび餅で包んできなこをふりかけ出来上がったのがこちら。

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これをひとり2個作りました。

 

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わらび餅であんこをきれいに包むのは簡単そうに見えて難しい!

 

次は「こなし」です。材料はこちら。

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こなしとは、白こし餡と薄力粉を混ぜて蒸したものに砂糖水を加え、練り上げたもの。色をつけてさまざまな形に加工します。

今回は桜をイメージしたものを2個作りました。

 

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先生の鮮やかな手つきを見つめるみなさん。

 

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指でそっと押して花びらをかたどります。

 

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ピンクの濃淡は、貼りぼかしという技法を使って表現します。

 

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高校生男子も奮闘!

 

ひとり合計四個のお菓子を作ったところで、お抹茶と一緒に試食しました。

みなさん「作りたての和菓子がこんなにおいしいなんて!」と驚いていました。

はい、この特別なおいしさをわかっていただければ本望です。

 

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こちらはスイーツ男子(笑)

 

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残りはお持ち帰り。自宅でのお茶の時間が楽しみ♪

 

事後の感想では

「めっちゃうまかった!」

「今まではもっぱら食べるだけでしたが自分で実際作ってみて、和菓子により親しみが湧いてき

ました」

「自分でも作れそうなレシピなので作ってみたい」

「和菓子の持つ美しく繊細な世界に触れてうっとり。実際作ってみてすごく楽しかったです!」

などのお声を頂戴しました。

 

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上記感想にもあるように、食べる側から作る側に回ると同じものでも見え方が違ってきます。

視点が変わると新しい発見につながります。

「日本人ことはじめ講座」では、日本の伝統文化について「百聞は一見にしかず」、さらには「百見は一体験にしかず」を地でいく講座を提供してまいります。

 

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ご参加くださったみなさま、まことにありがとうございました!!