日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

ケント・ギルバートさんといえば、80年代の人気クイズ番組「世界まるごとHOWマッチ」で活躍されていた姿をなつかしく思い出します。

その彼が最近、歴史認識や慰安婦問題など日本の政治・外交問題について舌鋒鋭く切り込んでいます。たとえば、近隣国から言われっぱなしではなく「fact(事実)」に基づいて反論するべきだと。

日本に長年暮らし、日本人の強み・弱みを理解したうえで日本の立場で発言してくれる外国人は、心強い存在です。このインタビュー記事を見ても、実に的確に我が国の問題を捉えていらっしゃることがわかります。私もまったく同感です。

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(前略)

ただし、直近の約2年半、第二次安倍内閣が発足した頃から、ネット世論は劇的に変化していると感じます。例えば、近隣国から言われっぱなしだった歴史認識について、事実に基づいて反論するようになりました。

また義務教育で国歌を教えない問題や、複数の国立大学が卒業式で国旗不掲揚・国歌を使わないことへの疑問など、米国人の私から見れば当たり前の議論が少しずつ行われるようになってきました。

日本はやっと「戦後」を終わらせて、次のステップへと移行する準備が整いつつあるように思います。

(中略)

結局は全てが関連しているのですが、国内では沖縄の問題が気になります。米軍基地が沖縄に集中しているのは、東アジアの治安を維持する上で地理的に最適な場所だからです。もちろん地元住民は負担を感じると思いますが、沖縄で活動している人の多くは地元民ではなく、県外から反対運動を目的に沖縄入りした人たちです。公安がマークする過激派もいます。国外から活動資金を得ている活動家や、外国人もいるようです。

(中略)

このような沖縄県内の現実をマスコミはちっとも報道しない。米国同様、日本のマスコミも左に偏り過ぎていて、本来の報道の自由が発揮されていない点も問題です。

(中略)

日本の悪いところは、良い所の裏返しなのですが、「普通」の基準が高すぎて、世界の常識からズレているところです。例えば、嘘を吐かない、約束を守る、時間を守る、信号を守る、人には親切にする、落し物は交番に届ける、ゴミは持ち帰るなど、もちろん全員が守ってはいませんが、平均的な日本人にとって「普通」と感じる行動が、外国人から見たら「異常」に道徳的だったりします。

日本の国外には「貧乏人は金持ちから盗んでも良い」「騙す方が騙される方より頭がいい」「簡単に1ドルくれたからもう1ドル要求する」「夜道を1人で歩く女は強姦を望んでいる」「仕事で賄賂を要求するのは当たり前」「試験勉強よりもカンニングが効率的」などと考える人もいるのです。このような価値観を持つ人が国の指導者になっているかも知れない。「性善説」は日本人同士なら通用するかも知れませんが、全ての外国人を相手に同じことをやったら、痛い目を見るのが「普通」です。

(中略)

日本人の大半は驚くほど日本のことを知りません。英語がどんなに上手でも、自分の祖国や民族のことを的確に外国人に説明できなければ、真の国際人とは呼べません。世界を股にかけて活躍するカッコいいビジネスマンに見えたとしても、祖国の誇りを語れない人は単なる「根無し草」です。だから全ての日本人に祖国の歴史をもっと学んで欲しいです。日本がいかに世界に誇るべき素晴らしい国であるかを知って欲しいです。

(後略)

引用元:http://www.mag2.com/magspe/interview189/

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多くの日本人は、日本のマスコミは公平中立だと信じていますが、外国人から見れば「左に寄り過ぎている」ということ。さらにいえば、左寄りというより「反日国寄り」という視点で見てみると、いろいろとおかしなことに気づくと思います。

日本を憎む国々の論調に同意するとどうなるか・・・想像力を働かせてほしいところです。

また、青字部分は私が強調したい箇所でもあります(黒字部分は原文)。

日本人は、どんな相手でも誠意は通じるし、こちらが折れれば向こうも譲ってくれると信じています。日本人どうしならOKです。でも、そのような日本人の人のよさ、優しさを「弱さ」ととらえ、利用する人種・民族もいるということ。

日本人は驚くほど日本のことを知らない・・・異論の余地はありません。それゆえの「日本人ことはじめ講座」です。

国際弁護士として各メディアで引っ張りだこの男性が、「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」を「にっぽんぶそん」とベタな読み間違えをしたのを見て以来、彼のどんな発言も軽薄に見えてしまいます(苦笑)

英語を操り、ちょと海外事情に詳しいだけの人を「国際派」ともてはやす風潮は、改める時期に来ているのではないでしょうか?

私は、たとえ英語は話せなくても「自国にしっかり精神的な根を下ろし、自国の立場や歴史、文化・伝統をきちんと内外に発信できる人」が国際派だと思っています。