日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

先日人生初の吟行(和歌や俳句の題材を求めて名所・旧跡などに出かけること)に参加しました。作品として俳句を作るのは初めてのことだったのですが、高点句賞(参加者6人による投票。笑)をいただきました♪

 

露含み 首をかしげる 案山子(かかし)かな

 

朝方まで降っていた雨、その露を吸った重みでかしいでいる棚田の案山子を見て作った句です。

 

ほかに票を頂戴した句は次の3つ。

やや寒や 往来見守る 道祖伸

どんぐりを握る孫の手 散歩道

営みの 連なり思う 棚田かな

 

奈良県明日香村にある稲渕の棚田(日本の棚田100選のうちのひとつ)に周辺を歩くうちに五感を刺激され、次々と句が浮かんできました。これは面白い!!はまりそう♪

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初めて作句したみた感想ですが、日本語で不自由なく作文ができる人なら俳句、作れます!!何も浮かばなくて困ったときは美しい季語を集めた「歳時記」をパラパラめくっているうちになにかしら閃いてくるはず。ちなみに上の句にある「ややさむ(寒)」は10月の季語です。

 

実際、句集なんぞ一度も読んだことのなさそうなお姉さんが次の句で優秀賞をかっさらっていきましたし。五七五のリズムや季節の風物を見て何かを思う感性が日本人には自然にしみ込んでいるからでしょうね。

 

赤落ち葉 愛しき人の 残り香や

 

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ご本人によると、この日なぜか五木ひろしの「横浜たそがれ」が頭の中でぐるぐる回っており、そこからの「残り香」。どうです、簡単でしょう?!こんな感じでOK。

そして、講師選による最優秀賞は次の句でした。

 

稲渕の 棚田に遊ぶ 案山子かな

 

和えの会でも吟行、やっちゃおうかな!