日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

全国的に梅雨明けし、本格的な夏がやってまいりましたね!暑さが苦手な内田のプチ鬱は、この時季の掃除機がけ。掃除機の排気口から立ち上るむわっとした生温かい風が不快で不快で・・・

ただでさえ暑さでやる気が出ないのに、こんがらがるコードを取り回しながらあのイヤ~な生温かさと付き合わなければならないのかと考えるだけで萎えます。もはやお掃除ロボットを買うしかないのか、でも階段は無理だしな~・・・と踏ん切りがつかずにいたところ。

先日、知人が「最近買った工芸品を見て」と和歌山の職人さんが作ったという棕櫚(しゅろ)の箒(ほうき)を見せてくれました。

膝を打ちましたね。その手があったか!と。

これなら足にまとわりつくコードや不快な排気ともオサラバできるばかりか、棕櫚の油分で天然のワックスがけ効果も期待できる。加えて、手入れすれば20年~30年も使えるという話。

ネットショップのレヴューを見ても、「驚くほどホコリがとれる!」「マンション住まいだけど掃除機と違って夜でも音を気にせず掃除できるのがいい!」「掃除機の出番はなくなった!」と絶賛のコメントがあふれていました。そして、実際すごく売れているみたいです、棕櫚の箒。

たしかにエコだし、私のお困りごとも一挙解決、文明の利器に毒されまくった頭にその発想はなかった!何より職人さんの手による、その美しい姿かたちに惚れました。もう買うしかないっ!というわけで、こちらのネットショップでポチッと。

届いたのがこちらです。

 

長い方は、「山本勝之助商店」の7玉長箒、鬼毛仕様。棕櫚の樹皮繊維の中から選別された、より強くてしなやかなものを鬼毛と呼びます。7玉とは繊維の房が7つあるという意味です。小さいものは3玉から、最大で11玉のものがありました。

短い方は、荒神箒(こうじんぼうき)。昔、荒神様を祀っていたかまど周辺の掃除に使われていたタイプです。窓のサンや狭いところの掻き出し用に。

 

ついでに、ハタキも買いました。

白木屋傳兵衛商店、 羽二重正絹ハタキ。正絹は摩擦に強く、ホコリをぬぐうのに最適なんだそうです。

ちょっといかつい個人名を配した屋号からは、どちらも「真面目にいいもの作ってます!」という矜持を感じます。

それに先人たちが試行錯誤して作り出してきた機能的で実用的な道具は、結果的に美しくなるんだな~と用の美も実感しています。職人好きの内田のハートはキュンキュン☆彡

いやいや眺めているだけでなく、道具は実際に使ってこそなんぼ。今年の夏は足取りもかろやかに掃除に励みますよ~!