日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

7月29日(土)~30日(日)、日本の庭【原風景を巡る能登半島】が実施されました。

日本人ことはじめ講座の夏の企画に行き詰まり「そうだ、自分がプライベートで行きたい場所を講座に仕立てしまおう」と計画された能登半島を巡る旅。

当初は輪島の「御陣乗太鼓」を見に行くために計画を練り始めましたが、お祭りの時期と移動がネックになり断念。夏の土日に見学できるお祭りを探してたどり着いたのが「向田の火祭り」です。

ネットに上がっている動画を見て「これはいい、見てみたい!」と心動かされたので、火祭り見学と奥能登の名所を巡る一泊二日の旅としました。

1日目、和倉温泉のホテルで夕食を兼ねた懇親会を実施。神社検定1級をお持ちの参加者に「向田の火祭り」についてミニ講義を受けました。「まつりとは何か」から始まり、火祭りを行う伊夜比咩(いやひめ)神社と御祭神、火祭りの流れについて知識を蓄えたあと、能登島へと渡り火祭り会場へ。

以後、参加者のお一人、写真家の桑島薫氏によるアーティスティックな写真を見ながら能登の旅をお楽しみください。

 

能登半島ではこの時季、大小200のキリコ(奉燈)祭りが行われます。向田の火祭りもキリコ祭りのひとつ。

 

 

 

手松明を持って柱松明の周りを7回まわります。余った手松明は一般見学者も持たせてくれます。内田も持ちました!!貴重な体験ができた・・・ありがたや。

 

 

 

 

中央の柱松明は30m超えの巨大なもの。合図とともに手松明を投げ込みます。

 

あっという間に柱松明に火が回ります。

 

松明の先端に延命息災のご利益がある御幣があり、松明が倒れると人々はそれを取りに行きます。

 

今年は柱松明が海側に倒れたので豊漁の年だそうです。

 

 

 

 

 

 

日常ではまず見られない巨大な炎と身体全体に感じる熱とでちょっとした放心状態に。この原始的で魔術的な火の力、すべてを焼き尽くて浄化させる火の力を信じて、この祭りは始まったかなと燃え盛る柱松明を呆然と眺めていました。

内田は新興住宅地育ちなので地域に根差したこのような祭りに参加したことがありません。老いも若きも生き生きとして神事にご奉仕する向田の人々の姿を見て、ちょっぴりうらやましくもあり。

日本人の魂の記憶を呼び起こされるような夜でした。

2日目のレポートに続きます。