日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

生まれ変わった椅子➀の続きです。

届いた座面をさっそく取り付けてみたところ、どうもおかしい。フレームにとりつけるねじ穴の位置がずれている・・・。座面の前後を逆にするとねじ穴の位置が一致するので、「前後を間違えているのでは?」と証拠写真付きでメールを送りました。

夫に話すと「ははっ、日本人でもそんな間違いするんだね!」となんだかうれしそう。私も「熟練の職人さんがこんな間違いすることあるのかな~」とちょっと変だなとは思ったのです。

翌朝、担当者さんから早々に電話がかかってきました。「ご迷惑をおかけして申しわけございません。手直しいたしますので今日うかがいます」とのこと。

さすが、日本の会社!顧客満足高いわ~、担当者さんに来てもらえる距離に工房があってよかったわ、と感心して待つこと一時間。「申しわけございません」と謝りながら工具入れを下げて現れた若い担当者さんを自宅に招き入れ、現物を確認してもらいました。

結果、なんと私の勘違い。座面の前後を間違えていたのです・・・。ああああ、穴があったら入りたい!!しかも、わざわざこんなアホな間違いのためにご足労いただき、なんとお詫びすればいいのやら!!

恐縮しまくる私を尻目に、彼は快くすべての座面をちゃっちゃと取り付けてくれました。職人さんがやってくれるなら、しっかりと取り付けてくれるし間違いなし!自分で作業するのが若干心配だったのでこれで安心、安心。

 

あっという間に座面を取り付けてくれた担当者さん。

 

 

ごらんください。生まれ変わった椅子がこちらです!!

Before

After. 仕上がりに大満足。座面1つにつき5000円強の費用で生まれ変わりました。

 

作業後、お茶をいただきながら担当者さんのお話を伺いました。学校で勉強したわけではないけれども、ものづくりが好きなので未経験のままこの道に入ったとのこと。「お仕事楽しいですか?」と聞くと「はい、楽しいですね!」と即答されたのが印象的でした。

私は、夫の国フランスで味わったひどい接客やサービスと比較したとき、どれほど今回の対応がすばらしいか、世界基準でみたとき自分の仕事に最後まで責任を持つ日本人の姿勢がどれほど驚かれるか、感謝とともにお伝えしました。

彼は恥ずかしそうに頭を掻いていましたが、私の拙い言葉でもお仕事の励みにしてもらえれば、という気持ちからです。後日、会社にもお礼のメールをしたところ、「ご満足いただき大変光栄です」とのお返事を頂戴しました。

椅子座面の修理なら東大阪市の「張替え太郎」さん、座面を取り外して送れば対応してくれます。オススメですよ!!