日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

4月21日(土)、日本人ことはじめ講座「日本の声/プチ・プレゼンテーション大会」を実施しました。

いつもは、その道の専門家を迎えて日本の伝統文化や思想をさまざまな切り口で学ぶ和えの会ですが、今回は趣向を変えてみました。

先生のご高説を聞くばかりではなく、席を並べているお一人おひとりがどんな思いや経験をもっていらっしゃるのか、全体でシェアしオーディエンスと双方向のやりとりをしたいと考え、プレゼンをしていただくことにしました。

ひとりの持ち時間は30分で、それぞれ15分から20分間発表していただいたあと、全体で質疑応答の時間を設けました。

弁士は4名、それぞれのテーマは次のとおりです。

 

1. Yさん「日本と私」

2. Kさん 「公安20年の独り言」

3. Tさん 「留学生をホームステイで受け入れて」

4. 内田  「私が見たフランスの移民政策」

 

 

トップバッターのYさんは、留学していたカナダで感じた日本人とカナダ人の違い、中国人と仕事をしたときに感じた国民性、またご自身が企画した日台の歴史を巡るツアーについてお話しくださいました。

 

 

カナダではBBQをする前に参加者全員で国歌「Oh, Canada」を斉唱するらしく、国歌に対する日本との意識の違いが印象的でした。

 

 

 

二番手は元外事課の刑事だったTさん。職業柄「外国人を見れば犯罪者と思え」という環境にいたTさんが、外国人留学生をホームステイで受けれたことでどのように意識が変わっていったか、というお話でした。

 

 

 

時は流れ、今やかつてお世話をした留学生が結婚し子供を連れて訪ねて来てくれるそうです。海を越えて大きく広がっていく輪はかけがえのないギフトでしょうね!

 

 

続いては、元公安警察のKさん。図らずも今回は警察OBお二人にご登壇いただくことになりました。Kさんは「右翼」をテーマに、民族主義と国粋主義の違い、右翼によるテロ事件、また中国「胡錦濤」国家主席が国賓として来日した際の話を披露してくださいました。

 

 

 

最後に内田が、フランスの移民政策について第三者の外国人の視点からお話させていただきました。移民が多い地区で現在起こっていること、悪化する治安と移民関係の福祉予算の増大、移民をストップしようと主張するル・ペンの政策について解説しました。

 

 

事後、「大変有意義で、考えさせられる会でした。また是非参加したいです」「左翼の教師の話よりよっぽどためになる。もっと他の人の話も聴きたい!」「皆さん、日々日本のことを思い行動されていることに感激しました」「移民を受け入れたフランスの現状を全く知らなかった。花の都パリの変わり果てた様子がショック」などのお声を頂戴しました。

 

 

市井に生きる一人ひとりの経験や知見の総量は膨大です。今回はそのほんの一部分を切り取ってみようという試みでしたが、各人がこれまでの人生で紡いだストーリーはやはり面白いなあ、と思いました。また機会があれば第2弾をやりたいです。我こそは!と名乗り出てくださる方、お待ちしております♪

 

 

ご参加くださった皆様、そして少なくない時間をかけてこの日に備えご登壇くださった弁士の皆様、誠にありがとうございました!