日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

①の続きです。

ガイドブックも買わずほとんど何も調べないまま現地入りしたので、なか3日、アクティビティは出たとこ勝負になりました。

チェックイン時、ホテルのレセプション前でヘルシンキ港発バルト海クルーズのパンフレットをみつけたので、初日はこれとヘルシンキ市街散策に決めました。

 

船上からみたヘルシンキの街並み。

 

ではバルト海クルーズの様子を一部、お届けしましょう。

 

最初はパンフレットにあった25€のツアーに参加するつもりでしたが、ヘルシンキ港に着くと別の20€のツアーが目に入り、こちらに変更。が、1時間半のコースのうち半分ほどは何もない海原を進むだけで見どころに欠けました。5€ケチった報いか。

ヘルシンキ(というかおそらくフィンランド全体)には高い山がなく、ほぼ平地なので植生含む景色は変化に乏しいです。ずっと白樺や松などの針葉樹の森が続く感じ。日本の自然の多様さを思いました。

それにしても現地の人は寒さに強い!!船が海上を進んでいる間、私や他国からきていると思われるツーリストは寒くて備え付けのブランケットを肩からかけていましたが、フィン人と思われるご一行様はノースリーブのサマードレス一枚などの薄着でも、平気で風に吹かれていましたから。

船を降りたあとは街をぶらぶら。

 

 

 

 

 

 

 

2日目は、セウラサーリ野外博物館へ。伝統的なフィンランドの古い家屋などを移築して展示しています。

 

民族衣装を身につけたガイドさん。

 

 

 

この日はお天気がぐずついており、ときおり強い雨が降ったりして園内の舗装されていない道を歩くのがつらく、一時間ほどで出てきてしまいました。晴れた日なら気持ちのよい場所だと思いますが、雨が降って暗く沈む森の中に点在している古い家に、なんとなく人を寄せ付けない雰囲気を感じ取り、見学もそこそこに。

 

園内にかかる橋で一休み。

 

ワールドカップ、日本対ポーランド戦を見たかったこともあり、5時にはホテルに戻らねば!!と夕食を買い込んでテレビの前でスタンバイ。が、日本戦は放映されていませんでした・・・・。

ちなみにフィンランドでの外食では高くつきます。屋台でサーモンとじゃがいもと野菜の付け合わせのワンプレートを食べるだけで13~14€(1700円~1800円)、レストランならプラス10€。福祉国家だけに税金がお高いのよね、きっと。だから私は、スーパーで量り売りのお惣菜やアルコール類を買い、ホテルで毎晩ひとり飯。これで十分満足できました。

 

3日目はお天気もよかったので、ヘルシンキの隣、エスポー市にあるヌークシオ国立公園でトレッキングに挑戦。ここは本当に気持ちよかったです!! 知らず知らずのうちに深呼吸してしまうほど新鮮で清らかな空気が満ちており、フィンランドの尾瀬という感じ。動画を一つ載せますので、鳥たちのさえずりとともにお楽しみください。

 

 

 

 

森の中で下を向いて何やら熱心に探しているフィンガール二人を発見。何をしているのか聞いたら「野生のブルーベリーを摘んでいるの。自由に取っていいのよ。よかったら食べてみて」と気さくに容器に入ったブルーベリーを差し出してくれました。やっぱりフレンドリーだなあ、フィン人。

 

 

ジャムとかパイにするそうです。

 

森の中で野生のブルーベリー摘みって素敵すぎる!!これぞ北欧ライフ!!それだけでもここにきてよかった・・・・。私も森の妖精になった気分で夢中になって探しましたよ。ブルーベリーがこんな風に実ることも初めて知りました。

 

 

「私、ブルーベリーが実っているところ初めて見た。うれしい!日本では生のまま売っているところもなかなか見ないから」「スーパーで売っているブルーベリーと野生のものは品種がまたちょっと違うのよ」。そんなことを話しながら30~40分ほど。

 

私の収穫分。森の滋養をそのままいただいた気分。

 

フィンランドは観光資源に乏しいと言われているようで、実際パリなどに比べるとヘルシンキの見どころは少ないです。が、治安がよく女性一人旅でも安心して出かけられます。一人旅と見える、私より年輩の日本人女性もみかけました。日本から一番近いヨーロッパなので、直行便で9~10時間とわりと近いのもうれしい。

日本出国前夜、夫が「中世の街並みが残るエストニアのタリンが美しいと聞く。ヘルシンキからフェリーで2時間、日帰りコース。行くべし!」と言っていたので、お天気や現地の事情と相談しながら行こうと考えていましたが、今回は事前準備が足りず断念。そのつもりにしておけば、エストニアへの日帰り旅行も可能です。

20年ぶりの海外ひとり旅、行ってよかったです。大学時代の恩師が「自分と向き合うにはひとり旅をした方がいい」とおっしゃっていたことの意味が、今回わかった気がします。ひとりだと誰とも話さないので自分と対話することになるんですよね。これを機会にひとり旅、また復活しそうだな~。