日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

先日亡くなったフランス料理界の巨匠、ジュエル・ロブションもレシピ本を出すほど、フランスでは日本のBENTOが人気です。私も以前、日本人女性が経営する弁当屋を訪ねてイートインしたことがあります。

3年前のあの時よりさらに和食はパリっ子に浸透しているようで、日本式の駅弁の人気が高まっているというニュースをお届けします。欧米には駅弁の文化がないので、それも新鮮なのでしょう。

このお店「小江戸へようこそ」を経営しているフランス人女性は、日本への留学経験があり、当時ホストファミリーのお母さんが毎日作ってくれた弁当の味が忘れられなくてそれを再現したとのこと。日本通のフランス人からも「これは本物の和食」と太鼓判を押されています。

ちなみにフランスでは、日本人以外のアジア人が経営する「日本風」レストランがはびこっています。「レストラン・ジャポネ 来々軒」という看板をパリで見かけたときには、その図々しさがかえって潔く、笑ってしまいました。フランス人は漢字が読めないので、この店のオーナーが中華系だということはまずわからないはず。

特筆すべきは、「小江戸」の調理スタッフ全員が日本人だということ。日仏両国の文化を知っている人だからこその経営戦略だなあと思いました。日本人の強み(几帳面さや丁寧さ)を生かして商品やおもてなしの質を高めたことが、成功につながったのでしょうね。

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【パリ時事】

 美食の街パリの駅構内で、日本の駅弁を販売する「小江戸へどうぞ」が人気を集めている。焼き魚や鶏の空揚げなど庶民的な弁当が並び、常連客は「日本にいるよう」と口をそろえる。経営するのは、高校時代の大阪留学でホストファミリーのお母さんが毎日作ってくれた弁当の味が忘れられないエステル・ミケルさん(43)。2015年に最初の店をオープン、現在は3店舗を構える勢いだ。

 

 世界的な和食ブームで、パリにも数え切れないほどの日本料理店が存在する。ただ、にぎりずしと焼き鳥が同じ皿に載っていたり、フランス人好みの味にアレンジされたりした「日本風」レストランが大半だ。

ミケルさんは「日本人が普通に食べている家庭料理を再現したい」とこだわり、レンコンや春菊などフランスでは珍しい野菜を積極的に取り入れる。調理スタッフは全員日本人だ。

 

 5~6種類の日替わり弁当のほか、そぼろ丼などの丼物も販売。価格は10~15ユーロ(約1300~2000円)と日本に比べればやや高いが、3店舗合計で多い日には250食が完売する。たい焼きや大福など手作りの甘味も人気だ。
顧客は日本滞在経験者や裕福な大手企業社員ら。週に2回来店する会社員のファブリス・ピシャールさん(43)は「他の日本料理店とは質が全く違う」と評価する。来年には4店目がオープン予定。さらなる駅弁ブームが起こりそうだ。

 

引用元:https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072200192&g=int