日本人ことはじめ講座は、日本人らしさゆえに世界を魅了する無名の日本人を増やします。

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7月20日(土)、華道の講座が開催されました。
西田先生をアシストすべく、私、内田も師範としてデビューしたこの日。
冒頭内田から、いけばなの起源や未生流の開祖、 西洋のフラワーアレンジメントとの違い、
今日取り組む「型」などについて説明をいたしました。

口頭での説明のあとは、いよいよ実技です。
西田先生のデモンストレーションに従って、重要な役枝を順次挿していきました。

華道の面白いところは、同じ位置に同じ花材を挿しても、
全員が全員全く違う雰囲気の作品を作り出すところ。

誰が見ても「美しい」と思うストライクゾーン(すなわちそれが
華道の「型」)があり、そのゾーンの中に入っていれば、
どんな活け方でもOKなんです。
基本的な型はあるものの、最後は個々人の感性にゆだねられます。

最後出来上がった作品を参加者のみなさんで鑑賞(ご自分のだけ
でなく他の方の作品もバシバシ写真に撮りつつ)し、
「わーすてき!」
「これもいいですね」
と口々に感想を言い合い、互いの作品の違いを楽しんでおられました。

私が感心したのは、どこがストライクゾーンから離れているのか、
みなさん、ちゃんと把握なさっていたところ!!スバラシイ。
どこがおかしいかわからないと、美しくキマリません。

出来上がった作品を先生に直していただくと、ちょっとした角度や
高さの違いで 見違えるようにお花の立ち姿が変わることに、
みなさんびっくりなさっていました。

実習後、みなさんに感想を述べていただきました。

声楽をなさっている方からは、
「音楽同様、”何かヘンだ”と直感する素人の感覚は大事だと思った」

美容師をなさっている男性からは、
「職業がら美的感覚には自信があったが、まだまだ勉強が必要だと思った」

など、それぞれ専門の分野と華道を結びつけて得ていただいたものがあったようです。
美容師の彼によると、審美眼を養うために華道を習う美容師さんや和食の料理人さんは少なくないとか。

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また、さらに別の方から「体験してみて初めて気付くことがあった」
というコメント頂戴しましたが、

私がこの講座を通じてみなさまに提供したいのは、まさにココです。

日本人でありながら、どれだけ日本の文化を知らずにいたか、

長い年月をかけて先人たちが洗練させ完成させてきたものに触れて

新鮮な驚きと感動を提供したいのです。

今回参加者は4人と少人数でしたが、それゆえほぼマンツーマンで対応できたため

「安心して活けられた」「楽しかった」「勉強になった」などとみなさんに言っていただけ

感性豊かなみなさんと過ごした2時間は、私にとっても有意義な時間となりました。

ありがとうございました。また次回のご参加、お待ちしております。

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